【勝手にUXレビュー】メチャカリ 02 アイテム一覧

前回から引き続きメチャカリのUXレビューをして行きます。

 

サービス概要

  • 月額定額サービス
  • 20~30代女性向け
  • 新品の服をレンタルできる
  • 運営はストライプ
  • アプリのみ

 

 

今回はアイテムタブについてです。

 

 

 

f:id:deck_dg:20210414232131j:image

 

所感

3カラムレイアウトで写真が小さめ。

ブランド名とラベルが表示されています。

 

一画面に9枚のアイテムが並びますから、一度に多くのアイテムを比較することができます。

 

 

恐らく、このページは「決まったものを多くのアイテムから探す」為に作られたのではないかと思います。

 

検索ソート

 

f:id:deck_dg:20210414232143j:image

 

いつもは、コーデからアイテムを選んでいましたが、この方が楽ではありませんか。

 

ワクワク感はありませんが、次からはアイテム画面を使ってみようと思います。

 

 

問題点

アイテムタブに気がつかなかったこと。

実は、メチャカリを使っていてアイテム検索を使ったことはありませんでした。

コーデタブで様々コーデをみて選び、コーデのアイテムを見てカラーバリエーションを見て、サイズを選びmyboxへ入れるという操作のみをしていたからです。

 

この一連の動作の中にアイテムタブへ遷移するタイミングはなく、アイテムタブの存在は薄らと入っていたものの、 遷移するには至りませんでした。

 

仮説 

私は、最初に目についたものが起動直後のコーデタブであったので気がつきませんでしたが、アプリインストール後の初回起動時そもそも借りたいものが特定されていませんでした

 

 

例えば、アプリインストール後の初回起動時に「パンツが欲しい」という意気込みで来た場合は、行動が異なったかもしれません。

 

コーデが開かれても、アイテムタブに気がついたかもしれないし、コーデタブでパンツタブを選択しているかもしれません。

 

これはもう2度と自分で経験できない部分なので想定でしかないのですが、「ファーストセッションで何を求めていたか」で見る場所が異なり、その時の動作が刷り込まれてしまう為、以降の訪問も同じ動作でアプリを操作するのだと思います。

 

提案

一度刷り込まれたユーザーへ視点を変えるUXを提案してみる。

  • チュートリアルガイドを入れてみる。これでどのようなユーザーにも主要導線の案内はできるので、固執した使い方を回避できる可能性あり
  • チャットbotの活用。アイテム検索に誘導する質問を追加してみる。

 

チャットbotも中々の使い勝手でこのアプリを使いやすくするキーとなる機能だと思います。次回はその辺りを攻めていこうと思います。

【勝手にUXレビュー】メチャカリ 01 アプリ起動〜コーデ画面

始まりました、勝手にUXレビュー。

今回はメチャカリのユーザビリティーについてレビューをさせていただきます。

何回かに分けて記事にしていきます。

初回はアプリ起動〜コーデ一覧についてです。

 

 

サービス概要

  • 月額定額サービス
  • 20~30代女性向け
  • 新品の服をレンタルできる
  • 運営はストライプ
  • アプリのみ

 

アプリ起動後

f:id:deck_dg:20210412021513j:image

コーデ画面へ遷移し、2カラム(写真+商品名+モデル身長)が表示される。

各商品の右上にお気に入りのトグルが設置。

タブは、性別・スタイル・カテゴリにより分類されており、横スクロールが可能。タブは前回開いていた場所を記憶していそうだった。

右下にチャットボットのトリガーとなるアクションボタンがある。

 

所感

画像があることで、初見で服を見たいという欲求は果たせている。

何が欲しいか決まっている場合、コーデではなくアイテム検索をしたくなる。

ECを使い慣れているユーザーの場合、検索から服を探す事は容易かと思うので、検索アイコンを探すはず。

だが、コーデ画面から検索アクションは見当たらないので、タブや下メニューからユーザーは探すことになる。

 

タブの仕事が多く、また分類もまとまりがない。

 

私の使用方法は、パンツが欲しい場合、タブをパンツに切り替えて探している。

 

実は、アイテム画面に移動して検索をすれば1発でパンツ一覧を見る事ができるが、今まで使った事はなかった。それだけコーデ画面のインパクトが大きかったのだろう。

 

f:id:deck_dg:20210412024051j:image

f:id:deck_dg:20210412024054j:image

 

 

一度検索をしてしまうと、その行動をインプットし他のルートを考えにくくなる。

 

アイテムタブでアイテム検索が出来る可能性を想像すらしなかった。

 

提案

 

コーデ一覧のタブは、スタイルだけに絞った方が良いと思われる。

性別はヘッダーのCOORDINATEをプルダウンにし絞り込み。

 

コーデを見せる場所なので、コーデまでをソートできればオッケーなわけです。

 

アイテムは、お隣のアイテム画面でソートすれば良いのかなと。

 

アイテム検索機能を削ることで、コーデによりフォーカスさせられる上に、アイテムベースのユーザーはアイテム画面へ誘導できる。

 

役割を分けただけの話ですが。

 

 

初めましてのご挨拶

初めてblogを書きます。

 

自己紹介を軽く・・

私は、2009年からマークアップエンジニアとしてweb業界に入りました。

2011年〜現在 フロントエンドエンジニアとしてクライアント先で開発のお手伝いをしております。

先月独立をしDECKという名前で法人成りをしたばかりです。

 

経験してきたプロダクトは「ソーシャルゲーム」「EC」「アパレル」「分析ツール」「グループウェア」で、ECの経験が多いです。

 

このブログでは「ECのUX考察」と、個人的に利用したサービスの「勝手にUXレビュー」と、UXテクニック周りの話をしていきたいと思います。

 

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

Twitterをしています。お気軽にお話しかけくださいませ。